「桜の一人えっち」
【桜】「んふっ、はっ、はん……あ、あ……あんっ、ん、ふぁ……はぁ、はぁ……あ、んくっ」
声、いっぱい出ちゃう。
りんくんにされてるって想像すると、我慢できないくらいに気持ちいい。
【桜】「あ、はっ、声、だめ……でちゃ……声、がまんできなくな……んっ、んっ……そんな擦っちゃだめ……んっ!」
【桜】「……くん、おねが……も、いじわる、しないで……あ、あは……ん、んんっ! んく、はぁ、はぁ……」
隣の部屋の楓ちゃんに聞こえちゃったら?
廊下を歩いている誰かに聞かれちゃうかもしれない。
こんなことしてたらダメ。それは、わかってるけど、でも……止まらない。
【桜】「はっ、はぁっ、だ、だめっ、ぐりぐりって、そんな強くされたら……も、お姉ちゃん、変になっちゃ……んんっ!」 |
「たしかな温もり」
【桜】「お姉ちゃんにキスして……大好きって言って……」
【輪吾】「き……で、でも、それって……」
【桜】「りんくん……やっぱり、私のこと……」
確かに桜お姉ちゃんのことは大好きだけど、キスって恋人同士がするものだし……。
【輪吾】「そうじゃなくて……でも、僕は……」
【桜】「んん……」
僕を引き寄せるように、桜お姉ちゃんの手が回される。
【輪吾】「んんっ?」
【桜】「んんっ、ちゅ、じゅぱ、じゅむ……」
温かな感触と共に、湿ったものが押し付けられる。
【桜】「はむ、んあぁ……じゅむ、ちゅ、ちゅる、んうぅ」
激しく唇を吸われ、気持ちいいのが広がっていく。
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「りんくん、だいすき♪」
【桜】「うーん、りんくん、りんくーん♪」
桜お姉ちゃんが頬擦りしてくる。
【輪吾】「もう……またなの、桜お姉ちゃん」
そう、まただ……というかお姉ちゃんに抱きつかれるのはほぼ毎日だったりする。
【桜】「いいじゃない。だって、りんくんって抱き心地いいんだもん……えへへ」
【輪吾】「イヤって言うか……学園とかで会うと人前でも構わずしてくるから恥ずかしいって言うか……」
【桜】「りんくんはそんなこと気にしてるの? 私は全然気にならないけど」
【輪吾】「むしろお姉ちゃんの方が少しは気にしてよう!」
お姉ちゃんが頬だけじゃなく、ぴったりと身体をくっつけてくる。
【桜】「ん〜、すりすり〜♪」
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「桜お姉ちゃんと僕の初めて」
【桜】「うっ、くぅ……はぁ、うあぁ、いっ……」
【輪吾】「こ、こんなに気持ちいいなんて……知らなかったよ……」
気持ちよすぎて……頭がくらくらしてきた……。
【桜】「そ、そっか……りんくんが、気持ちよさそうで……っ、はぁ、ああぁ、嬉しいな……」
【輪吾】「さ、桜お姉ちゃん……痛いの?」
【桜】「い、痛くないよ……? 大丈夫、ううぅ、このぐらい、平気だもん……」
【輪吾】「ご、ごめんね……桜お姉ちゃん……」
頭の中がぐるぐるして、ダメなのに、気持ちよくって……おかしくなりそうだった。
【桜】「りんくんと、一つになれたんだから……こんなの、嬉し涙だもん……」
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